こんにちは!
2月に入り、すでに2019年も1か月が経ってしまったことを
考えると、何とも時の流れの早さを感じます。。。

そして、2月に入りましたが、インフルエンザの猛威は、まだまだ落ち着きそうもないですね。

1月25日の厚生労働省発表によると、
この冬の医療機関受診者数が累計542万人となってしまったそうです。

まだまだ引き続きインフルエンザの予防に注意しなくてはなりませんね。

インフルエンザ予防で意外と知られていないのが、口腔ケアの大切さです。
口腔内が不衛生だと、細菌が出す酵素でインフルエンザウィルスが増殖したり、
粘膜へ侵入しやすくなるそうです。

歯みがきや口腔ケアをおろそかにしていると、
むし歯や歯周病の原因となる菌が増殖してプラーク(歯垢)となります。
このプラークには、気管支炎や肺炎などの発症や重症化にかかわる肺炎球菌や、
インフルエンザ菌のほか、重篤な感染症の原因となる黄色ブドウ球菌、
緑膿菌、セラチア菌などの細菌も含まれているとみられます。

これらの細菌はプロテアーゼと呼ばれる酵素を出し、
インフルエンザウイルスが気道の粘膜から細胞に侵入しやすくする特性をもっています。

つまり、お口の中が不潔な状態を放置しておくと
プロテアーゼの量が増え、インフルエンザの発症や重症化を招きやすくなるというわけです。

介護施設の高齢者を対象に、口腔ケアを実施した人と、しない人の
インフルエンザ発症を調査したところ、
口腔ケアを実施した人は、約10分の一の発症だったそうです。

皆様も、インフルエンザ予防には、これからは、手洗い、マスクなどの他にも、
是非、朝晩や食後の歯磨き、マウスウォッシュを徹底し、
同時に虫歯や歯周病などもしっかり治療しておくことをおススメします。

家に帰ったら、まずはうがい、手洗いをしましょう!