口内炎ができた場合、多くは自然に治ることが多いでしょう。

お薬を塗ることで、早く治ったり、痛みを弱めることができるのでご心配な方はお気軽にご相談ください。

 

口内炎の成り立ちは、お口の中にできた小さな傷からばい菌が入ることです。
「免疫」と言って、体は常にばい菌との戦いをしていますが、
風邪をひいたりして、免疫力が落ちたりすると口内炎にもなりやすくなります。

同じところに何度もできる場合は、かみ合わせでよく咬んでしまうところだったり、合ってないつめもの・かぶせ物・入れ歯等で傷がつきやすいからなのかもしれません。
継続的に傷がつくような状態だと、擦過傷から口腔がんなど悪いものになることもあります。
歯の治療を行って口内炎ができにくいようにした方が良い場合もあります。

体質や持病のため(免疫力の低下のため)口内炎ができやすい方もいらっしゃいます。

少ないケースですが、麻酔をした針の部分(刺入点)から、ばい菌が入り口内炎になる場合があります。
治療後に関わらずですが、お口の中はきれいにしておきましょう。

多くの口内炎は自然に治りますが、口内炎と思っていたものが、悪いものだったり別の粘膜の病気だったりすることもあります。
なかなか治らない場合(1週間以上)や広がりが大きい場合などには早めに歯科医院を受診しましょう。